低用量ピルの種類ってどれくらいある?緊急避妊薬專門ラボ

今回は低用量ピルの種類についてお伝えしていきます。

低用量ピルと一口で言っても色々な種類のピルがあります。使用するピルによって効果や副作用なども変わってきます。

正しい知識を身に付ける事によって、安全で確実な避妊をする事が出来ます。望まない妊娠を避ける為にも、まずは避妊目的で使用する低用量ピルに関する知識を深めていきましょう。

低用量ピルの種類はホルモンの配合量で三種類に分かれる

ピルの種類

まずは、一般的なピルの種類についてお伝えしますね。ピルは高用量、中用量、低用量、超低用量の4種類に分かれます。

その中で、女性ホルモンであるエストロゲンの量が30~35μg配合されているピルを低用量ピルと言います。

低用量ピルのメリットは何と言っても、毎日1錠飲み続けることで意図的に体内のホルモンバランスをコントロールして高い確率で避妊を行う事にあります。

個人差はありますが、低用量ピルは比較的副作用が少ないので、避妊目的以外にも低用量ピルを飲む女性は増えています。

低用量ピルの効能は、避妊以外には以下の効果が期待できると言われています。

低用量ピルの効能
生理周期の安定
経血量の減少
生理痛の緩和
軽減 月経前症候群(PMS)の緩和
にきびの改善
リウマチ
卵巣ガン
子宮ガン
直腸ガンのリスク軽減

ここからは、低用量ピルの種類についてお伝えしていきます。

低用量ピルホルモンの配合量で以下のように3種類に分かれます。

低用量ピルの3つの種類
1相性ピル
2相性ピル
3相性ピル

実際に服用するに当たっては、どのタイプのピルが体に合っているのかは飲んでみないと分からないというリスキーな部分はあります。

ただ、副作用を気にする女性はホルモンの増え方が自然に近い3相性ピルを選ぶ人が多いようです。

一錠当たりに含まれるホルモン量が同じである「1相性ピル」

ピルの比較

1相性ピルは一錠当たりに含まれる女性ホルモンの量が変化しないタイプの低用量ピルです。

具体的には1~21錠すべての錠剤が同じ配合のホルモン量になっています。よく知られているピルとしてはマーベロンがあります。

一錠当たりに含まれるホルモン量が二段階に変化する「2相性ピル」

2相性ピルは一錠当たりに含まれている女性ホルモンの量が2段階に分かれて変化する低用量ピルです。1~10錠までがやや少ない少ない配合量で11~21錠までが多めに女性ホルモンが配合がされています。

一錠当たりに含まれるホルモン量が三段階に変化する「3相性ピル」

ピルの違い2

3相性ピルは1錠あたりに含まれる女性ホルモンの量が3段階に分かれて変化します。

さらに、その変化の仕方にも種類があり、自然な月経周期のホルモンパターンに近づけた配合となっているのがトリキュラーで、日本でも多くの女性に服用されています。

3相性ピルは中間増量型と斬増型に2種類に分かれる!

3相性ピルの特徴

中間増量型のピル

3相性ピルの中でも中間増量型のピルは、最初の7錠はやや少なめの配合量、8~16錠目が多めの配合量、そして最後の5錠は少なめに戻るという配合になっています。

このタイプは中間で一番ホルモン量が多くなります。

漸増型のピル

3相性型ピルで斬増型のピルは、初めの7錠、次の7錠、最後の7錠、または初めの6錠、次の5錠、最後の10錠と、段階的にホルモン量が増えていく配合になります。

低用量ピルの中でも、1相性ピルと段階型ピルの違いは何?

ピルの違いについて

1相性ピルは、1服用周期(21錠)中に配合する女性ホルモンの量が変化することなく総て同じ配合量です。

その為に服用する際の煩わしさがありません。縦の配列であろうと横の配列であろうと躊躇する事なく、飲む順番などを気にすることなく飲むことが出来ます。

面倒な事が嫌いな女性や、忙しくてそこまで気が回らない女性には適したピルと言えます。

また、休薬期間を設定しなくても出血を起こしてもいい日まで飲み続ければいいので管理も楽なのも特徴の一つです。

段階型ピルは、2相性、3相性ピルの2種類があります。

前述したように3相性ピルの中でも更に中間増量型と漸増型とにも分ける事が出来ます。このタイプのピルは必ず決められた順番通りに飲まなければいけないというルールがあります。

順番を間違えたりすると避妊の効果が期待出来なくなります。

多少の窮屈さを感じるかもしれませんが、最近のものは順番を間違わないようにシートを分けたり、錠剤の色を変えたりする等、様々な工夫がなされています。

ですから、よほどの事がなければ順番を間違えるような事はないように工夫されていますのでその点では安心して選べるようになっています。

注意しなければならないのは、周期を延長する時です。

休薬期間を設定しないで、新しいピルに移行した場合、ホルモン量が1/2から1/2,5 と少なくなっていることがあるので、時として不正出血がみられることがあります。

その際は、後半に服用している同じホルモンの配合量の錠剤を飲むようにしなければなりません。

まとめ~低用量ピルを服用する際は、自分の体に合ったピルを服用する!

自分に合ったピルを見つける

ピルを飲み始めた1ヵ月目は血栓になる可能性が1番高いので飲み始める年齢に制限があります。そのため40歳を超えた方にはオススメ出来ないのが低用量ピルです。

また、年齢的には大丈夫であっても肥満や高血圧、喫煙している女性には処方してもらえないケースもあります。

自分の体に合わない低用量ピルを服用した場合は、副作用など体に支障をきたす事もあるので、一番最初だけは病院で検査を受けて処方してもらった方が賢明だと言えます。

自分の体に合うピルが見つかった時点で通販を使っても遅くはないと思います。